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【絵本とアートでSDGs】完成!ランプシェード~木っ端や新聞紙でアップサイクル

2022.08.31

アップサイクルとは、本来は捨てられるはずのものに、新たな価値を与えて別の新しいものに再生すること。

実は昔から生活に根付いていた文化であり生活の知恵。
もちろん今でも、身近なものから建築物まで実に幅広く受け継がれています。

 

だからこそ、子どもたちにも「もったいない」という心とアイデア次第で物を生み出せることを感じ取ってもらいたいと願っています。

 

ペタタでは、絵本の読み聞かせを通して感じた気持ちを、
一旦自分の頭で考えて、手を動かしてアウトプットする
という工程を大切に、
これまで変わらず15年間おこなってきました。

 

制作、料理、文章を書くこと
…などなど「つくる」をテーマに、
毎回多彩なカリキュラムに取り組んでいますが、

とりわけ制作では、家で出来ないようなダイナミックなアート、普段使わない珍しい材料を使ったアート、防災アート、そして今回のようなSDGsアートです。

 

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この夏のペタタは彩りランプシェードに取り組みました。

 

まず、天井から絵の具の入った袋を吊るし、
子どもたちでぐるぐるまわしてダイナミックに和紙を色付けしました。

偶然が生み出す色、にじみの美しさ、
そして何より楽しいこの工程を通して仕上がった彩り豊かな和紙を、今回の制作に使います。

 

ランプシェードの枠組みには、
木の端材、テープ芯、新聞紙などで組みあわせました。

木の端材は、こんな小さなものまで使っています。

 

この木も大きくなるまでに何年もかかった木なんだ、
という感覚は、絵本を通して感じ、さらに自分の手の上に乗せた時に実感します。

小さな手で小さな木っ端を大切に扱い、ランプシェードの土台も丁寧に装飾されています。

枠に、色とりどりの和紙を貼り、完成です。

最後に、教室内を暗くしてライトアップ!

本当に素敵な作品が並び、教室内は幻想的な空間に・・・。

嬉しそうに作品を持ち帰る子どもたちの笑顔が印象的な、楽しい制作でした。

 

SDGsゴール12つくる責任つかう責任/15森の豊かさを守ろう

カテゴリ: ペタタの教室
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