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ペタタの子は理科好き ~ライトアップ制作の際には、光る生物・植物・鉱石も!

2021.11.07

ペタタの子ども達は、理科好きの子どもが圧倒的に多いです。
常に好奇心にアンテナを張り、手を動かして考え、実験や体験をする機会が多いためだと思われます。

それらの積み重ねなのだと、私達講師は感じています。

 

ペタタ教室は、アート制作が中心ですので、
絵の描き方を教えますか?コンクールで受賞することは可能ですか?
という質問を良く受けますが、

ペタタが育みたいのは、子ども達の創造力です。

制作の過程そのものを楽しむことを第一にしています。

 

制作には大きなテーマがあります。

 

この秋のテーマは『彩り』です。

 

彩りといっても、
9月はトランスパレント紙のやさしい彩り、
10月はブラックライトのライトアップ制作という派手な蛍光色の彩りです。

 

ちなみに、ブラックライトのライトアップ制作は2回続きの物で、

1回目はハロウィン絵本を読んでいますが、

2回目の時は、絵本『石はなにからできている?』を読んでいます。

彩りをテーマにして制作したカラフルな世界とは対照的。

絵本は、見渡す限り“灰色”しか無い『月』の話から始まります。

 

 

水もなく灰色の世界。もちろん、月の石も灰色の物ばかり…

そして、地球上のカラフルな石のルーツを知り、

石の標本を眺め、光る石の実験も行いました!

 

 

「白い石がオレンジに変わった!」「うわぁ!緑の石が紫に変わった!」

大切なのはこの体験です。

 

テレビで見た、YouTubeで見たのではなく、
自分の触っている石が目の前で光っている。という体験です。

 

他にも、阿蘇山の鉱石標本を見て、硫黄からできた黄色い石や石灰石の白さ、溶岩の塊なども実際に見比べました。

 

 

もちろん、光る石だけではなく、
光る生き物や光る植物の図鑑も見ながら楽しんだその後に、

光るハロウィンバックと、光を蓄える蓄光粘土制作に移って、
最後にブラックライトでライトアップしています。

 

 

制作前にたっぷり時間を取り、

子ども達の創造力を育むために様々な角度から知的好奇心を高めているのが、ペタタ教室の特徴です。

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