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奈良県内の幼稚園に伺いました ~幼稚園教諭研修

2021.09.10

先日、夏休み中の幼稚園で職員研修がおこなわれ、そちらへお伺いしました。

 

全幼稚園の先生を一斉にを対象にした講座講とはまた違って

お伺いした園の先生方だけ という少人数で、じっくりと向かい合い、
講座や実習などを、依頼にあわせた形でプログラムを組み、研修をおこないます。

 

8月末にお伺いしたのは奈良県の親愛幼稚園です。

 

歴史ある建物がとても素敵。
自然豊かな園庭と、絵本が1500冊もある絵本の部屋もあり、魅力あふれる素敵な環境です。

 

当日のプログラムは、ペタタからもたくさん絵本を持参して絵本講座をおこない、
その後、制作実習をたっぷりと取り入れた 3時間の研修です。

 

 

というのも、ペタタの制作には絵本は不可欠。

 

1年を通して、季節ごとに大きなテーマを設け、そこで関連絵本を選書し、
そこから絵本の世界をいったりきたりしながら、いくつかの関連制作をおこなっているからです。

 

決して、
この制作のために導入に絵本を読む
この絵本を読んでこれを描く
この絵本を読んでこれを作る・・・というものではありません。

その日の天気、季節、原体験、絵本の世界、あそび、アート表現を何度も何度も掛け合わせ
その時間をまるごと楽しみます。

 

 

絵本講座では絵本のベーシックな座学とそうした内容を組み合わせ、
それを素に、制作実習へ移ります。

 

当日は、部屋中を探検してフロッタージュ遊び→水彩絵の具のはじき絵→切り紙
を組み合わせ、最後に簡単なランタンにして、ライトアップ!

日中の遊びの延長が組み合わさり、すべて繋がって、最後に簡単にライトアップできるため
お泊り保育などにオススメの制作です。

 

 

そして、ランタンを作る際、素材の紙で不要な部分をカットしますが、
その不要な紙こそ、宝です。

 

偶然が生み出したアートは、更に切り紙あそびで大活躍!
それは市販の色紙とは全く違った表情です。

そうした紙を使って、当日先生方が作ったミニアクアリウム。どの魚も違ってどれも素敵です!

 

 

あっという間の3時間研修でした。
ご参加いただいた先生方の感想です。
(一部抜粋)

 

 

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■様々な絵本から想像することは子どもそれぞれ違うので一つひとつ素敵な作品になります。
そのために同じテーマを感じられるような絵本を読み、
それが制作のテーマにおいて伏線になっているのだと分かり感動しました。
私も子どもたちにとって「早く作りたい!」と思えるような環境を作れるように今日の経験を活かしていきたいです。

 

■制作の技法や取り組みもとてもダイナミックで楽しいのですが、
1つのテーマに対するプロセスが素晴らしいなと感じました。
絵本や言葉掛けによって子どもたちの世界を広げたり、制作に必要な紙や材料から皆で楽しみながら準備をしたり、
子どもたちの意欲を掻き立てるポイントがたくさんありました。
そうして一緒に作り上げていく制作は、子どもはもちろん保育者も楽しいものになると思います。

 

■制作に取りかかるにあたって、テーマに合った複数の絵本を読まれたり、たくさんの言葉掛けや経験
をした上で制作に取り掛かると話されていて、自分自身、制作ひとつひとつの導入が十分でないなと考
えさせられました。
~園にある絵本だけでなく、新しい絵本にもどんどん興味を持って知識を増やし、子どもたちに気持ち
が届くような指導が出来るように心掛けたいです。

■魚のコラージュ制作をする際に様々な種類の紙や、様々な技法で色付いた紙があり、
先生のお話を伺いながらそれぞれの紙を見ていると、
子どもたちが楽しんでダイナミックにした情景が思い浮かびました。
出来上がった作品を職員同士で見合うと、自分が思いつかなかったレイアウトや、魚やサンゴの作り方があり、
どの作品も素敵でした。
子どもたちと制作する時も、一人ひとりの作品をみんなで見合って認め合うことを大切にしたいと改めて思いました。

 

■日々の活動の中で製作をする際には、子どもたちの創造力をより搔き立てるような言葉掛けや関わりをしたいと思いました。
導入をすることによって子どもの発想の幅を狭めてしまうことの無いよう、
自由に、広く、選択肢を増やしてあげるような関わりをしていきたいと考えさせられました。

 

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とても熱心な先生方で、私もとても刺激を受けました。

素敵なご縁を、本当にありがとうございました。

アトリエペタタ代表 石橋幸子

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