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『桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)』花を結ぶ?? ~二十四節気・七十二候の絵本

2020.07.22

二十四節気の大暑となった7月22日。
七十二候では諸侯の『桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)』です。

 

桐は、4~5月頃、うす紫の花が上に向かって咲きます。
高い木の上で、更に空に向かって咲いているので、遠目から眺める方がよくわかります。

 

 

さて、なぜこの時期に何故、七十二候では『桐 はじめて花を結ぶ』なのでしょうか。

桐は、『大暑』の頃に実をつけるから、と言われることもありますが、

実を結ぶ、のではなく
何と!この時期、『実』とは別に、すでに来年の春に咲く花の『つぼみ』をつけるのです!

『 花を結ぶ』とはこのこと。

 

つぼみはゆっくり大きくなりながら、盛夏、秋、冬と実に長い時期をその姿のまま過ごすというから不思議ですね。

結んだ花が、また来年咲く頃は、どんな世の中なのでしょう。

コロナが収束し、以前の暮らしが戻っていますように。

 

 

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